東北・夢の桜街道

Home > 八十八ヵ所 桜の札所巡り > 上流域エリア > 88番 一の瀬高原・金鶏寺 

 

場所
山梨県
甲州市塩山一ノ瀬高橋
地図
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桜の本数
13本
桜の種類
薄墨桜/染井吉野
写真
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動画配信
なし
天気
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開花情報
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 多摩川の源流は、山梨と埼玉の県境にある標高1,953mの笠取山の山頂直下南側にある、水干(みずひ)と呼ばれる場所から最初の1滴がしたたり落ちる。水干への本格的な登山道の入口が一の瀬高原。白樺林が美しく、流れる川は一目で透明度の高さが分かる。

 

 登山者や山菜・キノコ取り以外に訪れる人は少ないが、高原を散策すると、静かな里山の風景に溶け込んだ素朴で古いお寺「金鶏寺」が目に入る。屋根を見上げると武田菱の家紋。これは武田信玄の隠し金山「黒川金山」にあったお寺で、閉山とともにこの地に移築された。信玄の家来だった田邊氏・楠氏(大楠公・楠正成の末裔)のお墓を見守るように立つ1本の薄墨桜は、見る角度によって、淑女のようにも、雄々しい男性的な姿にも見える。もともと3本あったが咲かずの桜になり、やむなく2本を切り倒したところ、残されたこの1本が再び咲き始めたという。樹齢は40年ほどだが、後世まで語り継ぎたい桜である。見頃のGWにはつつじも咲き始め、高原はにわかに春めく。

 

  昼食をとるなら、周辺に数件ある民宿へ。家庭的なもてなしと、野菜の煮物や手打ちそばなど、おふくろの味が魅力。多摩川源流・水干への登山は、片道2時間以上は覚悟。

大谷桜守から一言
錦織なす季節に多摩川の源流地、笠取山に行きました。手前が一の瀬高原です。金鶏寺がある斜面の崖の渕に一本凛として立つ桜は、青空と山並みを背景に墓守をしているかのようで、絵になる景色でした。境内の若い桜にテングス病が見られ、早期の対処が必要です。

■オススメコース
塩山駅→おいらん淵→金鶏寺→周辺の民宿でのお食事
*登山好きな方は笠取山の水干へ

■アクセス
JR中央線「塩山駅」〜タクシーで1時間(約1万円)
車の場合は中央道勝沼ICより国道411号線経由約40q
山道を好む方は青梅街道を奥多摩方面に向かい411号線を経由して奥多摩から約60分

■周辺情報
☆一の瀬高原キャンプ場などの駐車場あり
●甲州市観光協会 TEL:0553-32-2111
※昼食をとるなら、みはらしTEL:0553-34-2109、
石楠花(しゃくなげ)TEL:0553-34-2135(すべて要予約、1,000円程度)

■その他写真